FUJIFILMで撮る御嶽山 飛騨頂上〜3000m級の世界〜

カメラ・写真

こんにちは!Rです。少し間が空いてしまいましたが、1月、2月に登った山々を今回から少しずつアップしていくのでよかったらみていってください。

活動データ

今回は御嶽山での雪山登山をしてきました。ルートは濁河温泉から飛騨頂上へ行くピストンです。冬期はこれが一般的なルートのようです。
少し余談ですが、、登った当時(2月21日)は登山道入り口までの道路が凍結しており、ほぼ全てアイスバーンでした。少しでも気を抜くと滑ってしまうような道路で苦戦しました。アイスバーンの道は長く約1時間くらい続くのでより大変で登山する前から精神的に疲れました(笑)。

地獄の道路 気をつけないとほんと滑ります(笑) iPhoneで撮影

少し前から登山をする日の天気予報を「てんきとくらす」というサイトで確認しており、今回は登山指数Bで予想風速は大体20m/s前後でした。正直賭けでしたが、天気は雲ひとつない快晴で風は下は無風、森林限界から山頂までの登山道が暴風でした(立ってはいられるが、しっかり力を入れないと飛ばされるくらい)。
登山計画時では、濁河温泉→のぞき岩避難小屋→飛騨頂上→摩利支天山、同じルートで下山という計画でしたが、一緒に登られた地元のベテランの人も暴風で摩利支天山までは登らないと言っていたので、僕も登らず飛騨頂上で撤退ということになりました。

YAMAPの登山ログです。ルート詳細はこちらをどうぞ。

飛騨頂上! 御嶽山登山 / Rさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

撮影データ

カメラはFUJIFILM X-T3、レンズは前回同様16-80mmF4です。
実は2月中旬ごろX-T2からT3へ買い替えしました。また買い替えについてはブログで書くかもしれませんが、今回の御嶽山での雪山登山がX-T3の防塵防滴耐低温のテストでもあったのです。
結果から言ってしまうとしっかり動いてくれました。特に動きが鈍くなることや電源が落ちることもなく働いてくれたので登山におすすめの一台です!
ちなみに今回から写真は全て撮って出しで見せます!!FUJIFILMのフィルムシミュレーションはやっぱりすごいです…。普通に現像した写真よりもいい写真が撮れてしまいます!カメラ内現像で追い込むのも楽しそうなので今度やってみようと思います。

登山スタート

登山道入り口付近の積雪量はこんな感じです iPhoneで撮影
朝6時から登ったので静寂の雪山
こういう少し寂しい雰囲気が大好き。
Eternaで撮ったはずですが、落ち着いたコントラストが冬の森に合います。
朝は曇りで少ししか日が入って来なかったので景観は期待してませんでした。
小熊の足跡?わからないけど新しすぎて流石にビビりました。

のぞき岩避難小屋へ到着

避難小屋です。活火山なだけあって堅牢な作りでした。
中でドーナツ食べて少し着替えました(笑)
空が澄んでる! 陽も出てとても爽やかな朝でした。賭けに勝ちました(笑)
こういう樹林帯で見上げた空が好きでよく写真撮ってしまう…。わかる方いますよね?
森林限界の直下は結構急で雪の量も多く踏み抜くことも多々。
御嶽山に近づいている…。待ってろよ。

森林限界から山頂へトラバース

森林限界に出てきて、ちょうど先行者のベテランの方と出くわしました。写真は先行者のトレース。
僕より確実で早いので先に行ってもらいました。僕はそのトレースを使わせてもらい山頂へトラバース。
ここから12本爪アイゼンつけて登ります。それまではつぼ足で雪も軟いので問題ないです!
ここは宇宙なのか?いや宇宙に行ったことないからわからないけど(笑)
そんなことを思ってしまうくらい澄んだ空で青が濃い。非日常で本当に楽しい。
先行者二人。僕も早く追い付かなければという思い。
真ん中に見えるのが飛騨頂上(2811m)
こういうトレースと景色が大好きなんです…。
御嶽山 飛騨頂上 登頂!!
鐘があるので鳴らしましたが、雪で凍ってて全く響かない…(笑)
標高の標識も雪で全く見えない(笑)
一番高いところが多分摩利支天山。
暴風すぎるで撤退。写真からもわかりますね(笑)
風強くても快晴で登りたかったなーとずっと見てました。
山頂は豪華仕様。
しっかり拝んできました(笑)
別角度からどうぞ。こんな雪山と青い空に社があるのは本当に別世界。
アップでどうぞ(笑)
耳がすごい寒そう…。凍傷が心配です。
地図だと三ノ池がある場所。
飛騨頂上から見た摩利支天山。
下に見えるのは五の池小屋。避難小屋ですね。
結構有名な小屋らしいのでまた夏に行ってみたいな。
X-T3は問題無く使えました!
バッテリーもある程度は持ったので満足です。予備バッテリーは必須ですけどね。

下山

飛騨頂上で20分くらい色々物色してました(笑)。
風もより強くなってきてしまったので、早めに下山。登りと同じ道で帰ります。森林限界から山頂までのトラバースは雪が少し溶け始めて踏み抜きも多くなったので慎重に降りました。

森林限界のところまで戻ってきました。大体2550m付近です。
写真はお気に入りのブルーアイスのピッケルです。マットブラックがかっこいいですよ!
天気がずっといいので名残惜しいですがそろそろ下山しないと…。
また来ます。
奥に見える尖ってるのはなんだ?
16-80mmレンズであればここまで寄れちゃいます!
何かと思ったら乗鞍岳でした。次はあそこに行きたいかも。
唐突なサングラス紹介!(笑)
最近買ったSUNSKIの偏光グラスです。透明フレームに水色のグラスがお気に入りです。
朝通ってきた避難小屋まで降りてきました。
面倒なのでアイゼンはつけたまま(笑)
避難小屋は展望いいのでつい写真撮ってしまう…。
約2200mまで降りてきました。こういう景色が一番綺麗だったりするんですよ。

ここから先は景観もなく全く面白くもないので写真も撮らずに無の状態で降りてきました(笑)。下山ってやり切った感あって僕は早く帰ろうって気持ちが強いんです。大体いつも下山したら何食べようって考えてます。
カロリー消費したので何食べても許されます!!登山はいいスポーツですよ(笑)。

下山して帰り道です。
この日は暖かかったので道は雪でぐちゃぐちゃ朝より滑ります…。辛い。

まとめ

今回距離のわりにコースタイムがかかってしまいましたが、途中腹痛に襲われたのが原因です(笑)。途中の避難小屋で少し休憩したり、着替えたりして持ち直しました。撤退も考えましたが、降りるのも色んな意味で辛いので登ることに。気を紛らわせなんとか腹痛を克服(笑)。
体調の悪さは散々でしたが天気は快晴でピークハントもできたので大満足です(この登山の後、反省し常備薬の種類を増やしました)。

さて、今回は御嶽山での登山について書いてみました。シリーズとしては前回の黒斑山と同じですが、今回写真の設定を書いてないです。撮って出しで写真あげてますし、少しサボりました。でも毎回ssとかf値とか入力するの大変なんです(笑)。
次回は最近登った八ヶ岳南峰の編笠山について書こうと思います!お楽しみに。
ここまで読んでくださってありがとうございます!ではまた!