【前編】FUJIFILMで撮る厳冬期赤岳〜八ヶ岳主峰へ〜 

カメラ・写真

こんにちは!Rです。今回初めての厳冬期赤岳に挑戦してきました!
結果から言うと登頂しましたが反省も色々あったのでそれについて書いていきたいと思います!
それでは赤岳登山レポートやっていくぜ!!

活動データ

3月15日 AM6:00 海ノ口自然郷 登山者用駐車場に到着

この時、車は僕含めて4台ありました。みんな早いですね。

今回、赤岳に登るの当たって選んだルートは杣添尾根を通るルートです。横岳(三叉峰)を経由して赤岳にアタックする計画です。赤岳に登るメインルートは美濃戸から登り、地蔵尾根か文三郎道を経由して赤岳を目指すルートですが、僕は横岳を経由して登りたかったことと杣添尾根からが最短ルートということもあったので今回はこのルートで登りました。
駐車場までの道路は雪等特に問題なく、駐車場のみ写真のように積もっていました。

YAMAPでの登山ログです。ルート詳細はこちらをどうぞ。

杣添尾根から横岳・赤岳縦走 ! / Rさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

撮影データ

今回も前回同様FUJIFILM X-T3、レンズもXF16-80mmF4です。写真は全て撮って出しです。
今回主に使ったフィルムシミュレーションはClassic Chromeでオリジナルのプリセットで撮影しました。もしかしたら今度紹介するかもです。

登山スタート!

AM6:30 登山開始予定時刻からだいぶ遅くなってしまった…。
全ては自分のGoogleマップの設定のせいです(笑)
しばらくは別荘地の横の登山道を通っていきます。
雪は意外としまっておりチェーンスパイクなしで問題なかったです。
看板に沿ってずっと真っ直ぐ
快晴で登山楽しくなってきた!
この手前の登山道で二手に分かれる道がありますが、僕は真っ直ぐ行ってみました。
YAMAPだとここは正規ルートではないですが、普通に看板もトレースもあるので沢沿いのこちらを選択。日の出と雪が綺麗。
AM7:00 東屋があるところまで到着。道は平坦なので余裕です。
東屋と大きな看板のポイントを通過して振り返ると…なかなか綺麗!

写真を撮り忘れてしまったのですが、東屋を通過して少し進むと沢をわたるための小さな橋があります。そこからいきなりびっくりするぐらいの急登になります。なのでそこで12本爪アイゼンに切り替えました。
(チェーンスパイク持って来たのに使う出番なくて、ただのお荷物となったので泣きそうでしたww車に置いてくればよかったー!泣)

チェーンスパイクを途中で履くか、登山道全部12本爪アイゼンで歩くかいつも迷うのです…。駐車場から凍結ならアイゼン履いちゃいますが入り口が中途半端だとこういうことになります。
前回の編笠山はアイゼンでほぼ全行程登りましたが、やっぱり足が疲れますね…。でもその分アイゼン歩行が上手くなりますし、長距離も対応できるようになってきます!

AM7:40 急登の登場
ピッケルも使い、ゼエゼエ言いながら登っていきます(笑)
いい光が入ってきて余計に暑い(笑)
上を見上げると八ヶ岳ブルーが最高
だんだん空が見えてきて、雪も深くなってきた。
万歩計による中間点らしいです(笑)標高2300m付近
やっと開けてきた!しかし道は急…。
杣添尾根恐るべし…。
少し開けた場所に出ました。雲の隙間から富士山が見える。
こう見ると結構登って来た感じがありますね。にしても急登!!(笑)
AM8:45 もうちょい続くみたいです…。もうお腹いっぱい。
小さな雪庇が。雪も柔いので気をつけないといけないですね。
ここの辺りから陽に当たってるところは凍結、当たってなければパウダースノーというミックスです。
気をつけないと場所によっては踏み抜きます。
突然の足元紹介!!
靴:スカルパ リベレTECH OD アイゼン:PEZTL バサック ゲイター:ヒルサウンド スーパーアルマジロナノ

森を抜け、稜線へ

AM9:00 樹林帯を抜けついに稜線!横岳が現れました。
風がなかなか強いです…。
写真に写りきらなかった赤岳
2日前の大雪で30~50cm積もったらしく気温以外は厳冬期のような赤岳
小さな雪庇がここにも。
稜線に入ってから道幅が急に狭くなり、結構危険。
稜線出て30分くらい経ちました。
暴風で立ってられない…。予報ではこんな風ではなかったのに…。横岳から徐々に雲に呑まれていってます(笑)
三叉峰に至るまでの急登。
ようやく先行者が見えてきた。しかし暴風で雪が舞って歩いてられないし痛い。
横目に平和そうな富士山
AM10:00 横岳 三叉峰【標高2825m】到着
ここまでの急登で何度か撤退を考えました。しかも途中歩いていられなくなり耐風姿勢を何度したことか。
そんなこんなでやっとここまで。どうやら先行者は赤岳を目指しているみたいなので、僕もまだ諦めない。
ここ歩いていくのかと少し絶望。
赤岳も見えないし、恐ろしい。横岳から赤岳への稜線は意外とハードな岩場なのです。
その全貌は次回!!

初めての前後編になりました

写真の枚数がかなりあって、今回だけじゃ載せきれないので前後編にしました(笑)
なので今回は横岳までです。
実はここからがとてもきつい…。また後編を近々あげる予定なのでお楽しみに!ではまた次回!