登山で使っているカメラ&写真撮影における設定を紹介する

カメラ・写真

こんにちは!Rです。ブログの更新が遅れてしまって本当に申し訳ないです…。これ以降の文章は基本的に1月中旬に執筆しております(笑)。寝かせて熟成させてました。冗談はさておき、そろそろ今回のテーマである登山におけるカメラ&写真について諸々述べていこうと思います。

今回は主に登山で使用している私のカメラ紹介をしていこうと思います。カメラ遍歴はけっこう紆余曲折しておりますが、SONY RX100Ⅱ → SIGMA dp1Quattro → SONY α7Ⅱ → FUJIFILM X-T2という流れです。現在はFUJIFILM X-T2とSIGMA dp1Quattroの2台持ちです。

今回は常に登山へ持って行っているFUJIFILM X-T2を詳しく紹介しようと思います。

カメラ:FUJIFILM X-T2

私がFUJIFILM X-T2に惹かれた理由はなんといっても色味、色調です。色々な作例を見ていくうちにFUJIFILMの色が僕は好みであることがわかりました。またレンズが小型軽量であったこと(特に単焦点)、軍艦部の操作性がとても使いやすいこと(特にISO、SSのダイヤル)などに惚れ込みFUJIユーザーになりました。

FUJIFILMに買い換えてすぐこれが撮れたので感動(RAW現像有り)

レンズ:XF23mmF2 R WR

登山へ行く時はXF23mmF2 R WRをつけて、このレンズ一本だけでいつも撮影しています。このレンズは小型(180g)で防塵防滴、開放F値も2と使い勝手のいいレンズです。特にこのレンズの独特の味が気に入っており、開放F2では少しピントが甘くなり、にじみがありますがそれがまたいい雰囲気を醸してくれます。また換算35mmというなんでも撮れる標準的な画角が大好きでいつもこのレンズを愛用しております。

フィルムシミュレーション

FUJIFILMを選ぶ理由としてよく挙がるのがフィルムシミュレーションです。僕もこのシステムが使いたくてFUJIへ乗り換えました。僕はASTIA、ClassicChromeが特に好きでよく使っています。このフィルムシミュレーションがあるおかげでRAW現像をしなくても撮って出しで納得のいく1枚が撮れてしまいます。FUJIFILMさん、ずるいです(笑)。また後で作例をお見せします。

グレインエフェクトの秀逸さ、手ぶれ補正なしで大丈夫!?

グレインエフェクトというのはFUJIFILMのカメラ独特の機能の一つで写真に粒子感を出すエフェクトです。最近このエフェクトをつけるのにハマっております(笑)。フィルムっぽい雰囲気の写真を撮るときやノイジーな雰囲気を出す際によく使っており、山岳写真との相性も抜群です。

X-T2は手ぶれ補正がないのが欠点ですが、シャッターブレが少ないことが利点なのか1/8秒くらいまでなら手持ちで撮れてしまう印象です。手ぶれ補正搭載のSONY α7Ⅱよりもなぜかよく止まってくれる印象でした(笑)。また明るさを補填するためISOを上げると思いますが、FUJIFILMの高感度のノイズは他と比べてノイズの雰囲気が良い印象なのでグレインエフェクトと合わせてノイジーな写真が好きになってしまいます(笑)。僕は完全にFUJIにやられてるかもしれないですw

ギャラリー

毛無山登山道にて / FILM:Classic Chrome

西沢渓谷 / FILM:Classic Chrome

西沢渓谷 / FILM:Classic Chrome

徳和渓谷 / FILM:PROVIA

龍王権現の滝 / FILM:PROVIA

蓼科山登山道 / FILM:ASTIA


蓼科山登山道2 / FILM:Classic Chrome


蓼科山登山道3 / FILM:ASTIA


大菩薩峠から富士山を眺める / FILM:ASTIA


大菩薩峠 / FILM:Classic Chrome


昇仙峡 / FILM:Classic Chrome


湯ノ丸山登山道 / FILM:Classic Chrome


湯ノ丸山 / FILM:Classic Chrome


湯ノ丸山稜線 / FILM:Classic Chrome


湯ノ丸山山頂からの景色 / FILM:Classic Chrome

山岳写真における撮影設定大公開!とアクセサリー紹介

現在の撮影設定公開

私が最近山岳写真を撮る時のX-T2の撮影設定を公開しようと思います。

この設定はノスタルジックかつ退廃的な雰囲気を出せるように設定しており、空の写した時の独特な青色を大切にしています。核となるフィルムシミュレーションはClassic Chromeを使用しています。またノイズリダクションとグレインエフェクト強でノイジーな写真に仕上がるように設定しています。ISOは基本800で固定しダイナミックレンジが400になるようにしています。画像の名前は当時ネタで作ったのでクラシックネガになっています(笑)。実際のわかりやすいコンセプトはClassic ChromeとClassic Negを混ぜ合わせたような雰囲気が出るように作成しています。

この設定で昨年末から使用しており、前回のブログの霧ヶ峰の写真が全てこの設定で撮っております。私自身、雪山や冬で使うのに向いていると思っており、夏場でどんな雰囲気になるかまだ未知数です。またフィールドによってホワイトバランスを少しずつ変えて撮影しております。ぜひ興味があればこの設定で撮ってみてください!

ギャラリー(上記撮影設定で撮影)

私が2019年の12月に登った宝永山からこの設定で撮影しております。なので今回は宝永山で撮影した写真から何点かピックアップし、2月に行ってから撮影した大柳川渓谷から2点載せておきます。前回のブログの霧ヶ峰の写真も同じで撮っておりますのでよかったらぜひ。

宝永山1


宝永山2


宝永山3


宝永山4


宝永山5


宝永山6


宝永山7


宝永山8


宝永山9


宝永山10


宝永山11


大柳川渓谷 五段の滝


大柳川渓谷

登山で使えるオススメカメラアクセサリー

私は三脚等大掛かりなものを持っていかないですが、一緒に持って行ってるアクセサリーを簡単に紹介しようと思います。

Peak Design LEASH

まず、X-T2につけているカメラストラップはPeak DesignのLEASHです。Peak DesignではSLIDE、SLIDE LITEとLEASHより太いストラップがありますが、私は登山で使用すること、カメラ全体の重量を考えてLEASHにしました。LEASHの運用範囲はカメラシステム全体で1kg程度なら問題ないと思いました(主観ですが)。それ以上はストラップの幅が狭いため肩や首への食い込みが気になると思います。

LEASHを選んだことにとても満足しています。Peak Designは独自のシステムによりストラップの脱着が楽ですが、LEASHは外した後も丸めてしまえば小さくなり収納できるのでとても気に入っています。

Peak Design LEASH

Leofoto 三脚「MT-03」 自由雲台「LH-25」

Leofotoの超有名ミニ三脚をいつもお守り代わりに持って行っています。重量も二つ合わせて340gなので苦じゃないです。登山では基本三脚を使わないで撮るようにしているので使う場面は多くはありませんが、僕は水の流れやローアングルでしっかり撮りたい時に使うようにしています。気に入っているポイントとして三脚を立てる場所が岩場など水平でなくともしっかり立てれます。カメラの重量により不安定になることがあるのでカメラの正面まっすぐに脚がくるようにすると比較的倒れにくいです(画像参照)。

ハクバ レンズペン

レンズペンは必ず持ち歩いています。基本フィルター用のふき取り面が平坦なものを2本持っていきます。単純に一本は予備でなくしても代用が効くようにしています。

出典:ハクバ

以上が一緒に持ち歩いているアクセサリーです。特にカメラストラップが苦手で邪魔くさいのでPeak DesignのLEASHを導入するまではカメラストラップは付けないで素手で持ち歩いていました(笑)。なので持ち物はなるべく簡素化したいんですよね。

大ボリュームでお送りしましたが、いつもこんな感じで山に入っております。いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。また他に登山装備で何か紹介して欲しいものがありましたら是非コメントにてお待ちしております。ちなみに次回は(多分)登山で使っている収納ケースやポーチについてまとめてみようと思いますので気長にお待ちください。